ぼくの名前はラワン(☆3)

screen

監督・脚本:エドワード・ラブレース

キャスト:ラワン・ハマダミン 他

配給:スターキャットアルバトロス・フィルム

あらすじ

難民としてイギリスに渡った、ろう者のクルド人少年の成長を追ったドキュメンタリー。

イラクで暮らすクルド人の少年ラワンは、生まれつき耳が聞こえない。ラワンが5歳の時、両親は国外への移住を決断。家族は数カ月を難民キャンプで過ごした後、支援者の協力を得て、ようやくイギリスの都市ダービーに安住する。その後、ラワンはダービー王立ろう学校に通えることになり、少しずつイギリス手話と口話を学び始める。みるみる上達するラワンは、やがて周囲と同じように手話だけで生きていく道を選ぶ。兄もラワンと意思疎通するため手話を学び始めるが、イラクでは手話だけでは人として対等に扱われないため、両親は息子の選択に不安を抱いていた。手話を嫌がる両親にラワンがいら立ちを募らせる中、一家が申請していた難民認定について内務省の審査が始まる。(映画.comより)

音楽が、、、

ドキュメンタリーといっても演出は結構あった。カメラの位置とか友達と仲良くなる感じがリアルじゃなくて、「ドキュメンタリー」って思ってみたから、どういう映画なんだろうとみかたに戸惑った。

終始、壮大というか、悪くいうと大袈裟に感じる音楽がほぼずっと流れていてそれが嫌だった。
HP見たら「ダイナミックで抒情的な映像と音楽で綴る」ってあったから敢えての演出なんだろうけど、
自分の体感を上回る音楽で私はダメだった。

最初両親が手話を嫌がってるっていうのが、「わざわざ自分たちでラワンのためにイギリスまで来といて、なんでそこは理解してあげないんだよ」って腹立ったけど、でも国の事情が全然違うし、人と違うことが私の今いる環境よりレベチで良くないこととされる場所だったんだろう。
子供になるべく辛い、悲しい思いをさせたくないが故の想いだったんだろうというのがみていくと理解できた。

お父さんが、「ここまでくるのに本当にたくさんの人に助けてもらって感謝してる」って言ってたけど、本当にそうなんだろうなと思った。
イラクからイギリスに行くのも、あの学校に通うのも、きっと住むところとかも助けてくれた人がいただろうし。国外退去の通告をされた時も、学校や町の人が抗議してくれて。人って優しいな。ラワンや家族の人柄や頑張りがあるからなんだろうけど。

ただ、全体的に分かりにくかった。何をみせたいのかがあんまり分からなかった。

ラワンがイラクにいる時にいじめられたりして生き辛くて、イギリスに来てからも残るためにたくさん頑張ったんだろうし苦労もあったんだろうけど、そういうのが基本言葉で説明されていて、映像として感じとれるところがあまりなかった。ラワン自身の姿をみて感じるというよりは、大部分が言葉での説明だった。

大事な学芸会に向けてのラワンの様子も、言葉での説明とあまりリアルさを感じない映像でしかなくて、実際にラワンが苦しんでるのをリアルに感じられる映像があまりなかったから感情移入できなくて、
淡々と「あーそういうことがあったのか」「そういう風に感じたのか」ってただ観客としてしかみれなかった。

グッと心を揺さぶられたのはドラムのシーンくらい。

ほぼ言葉での説明っていうのと、「ドキュメンタリーだけど、ちょこちょこ演出あり」みたいなのが入っていきにくかった。

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