ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(☆3.6)

Netflix

監督:アレクサンダー・ペイン

脚本:デビッド・ヘミングソン

キャスト:ポール・ジアマッティ、ダバイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ 他

配給:ビターズ・エンド

あらすじ

物語の舞台は、1970年代のマサチューセッツ州にある全寮制の寄宿学校。生真面目で皮肉屋で学生や同僚からも嫌われている教師ポールは、クリスマス休暇に家に帰れない学生たちの監督役を務めることに。そんなポールと、母親が再婚したために休暇の間も寄宿舎に居残ることになった学生アンガス、寄宿舎の食堂の料理長として学生たちの面倒を見る一方で、自分の息子をベトナム戦争で亡くしたメアリーという、それぞれ立場も異なり、一見すると共通点のない3人が、2週間のクリスマス休暇を疑似家族のように過ごすことになる。(映画.comより)

以下、ネタバレあり

アンガスを「本当はいい子」と思えるのに大分時間かかった。笑

話の流れは序盤でなんとなく分かったけど、「あ、見えてきたかも」って思ったらすぐまた嫌な奴になるから中々好きになれなかった。最後まで完全に好きにはなれなかったけど、必要以上にいい子である必要もないもんな。普通に子供なだけだから。

終始、映像と空気感が良かった。

クリスマスってアメリカ人にとって本当に特別なイベントなんだなーとしみじみ。日本には無い感覚。
「だって今日はクリスマスだもの!」みたいな。

「寄宿学校」ってあんまり馴染みがないけど、大体映画だと、金持ちで実質親に見放された感じでいくところみたいな、子供はあんまり行きたがらない場所のイメージ。今回もそんな感じだった。

リディアのパーティーで女の子と良い感じになってる時も、ボーリング場でポールがうんちく垂れてる間も、映画館抜け出した時も、何やらかすんだと冷や冷やしたけどそんな大きな事件はなく、少しのトラブルで少しずつ物語が進んでいって、2人の距離も少しづつ近づいていく感じ。

ポールが徐々に歩み寄って頑張ってるのが愛しくて、ちょっと切なかった。
何回も「あなたはみんなに嫌われてる」って言われるし。笑 自分もアンガスに言ってたけど。

でも普通に考えて、大好きな父親が精神病で、母親は新しい夫と再婚して、「ハネムーンがまだだったから」ってホリデイにほっとかれてクリスマスに簡単なメッセージとお金だけ送られて、父親に会いにいったら母親には先生騙したか逃げだしたと思われて(大体図星だけど)、継父に「根性叩き直さなきゃ」とか言われてかわいそすぎるなアンガス。そりゃひねくれる。

最後ポールがクビになってしまうからもちろんハッピーエンドではないけど、校長に子供みたいな捨て台詞吐いたり、一緒に過ごした2人からだけはちゃんと見送ってもらったり、校長室から盗んだお酒をペッて吐いて去っていったおかげで、ポールの未来をそんなに案じなくて済みました。

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