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監督:ヨアキム・トリアー
脚本:ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト
キャスト:レナーテ・レインスベ、ステラン・スカルスガルド、インガ・イブスドッテル・リッレオース 他
配給:ギャガ
あらすじ
オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び夫や息子と穏やかに暮らす妹アグネス。ある日、幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが姿を現し、自身にとって15年ぶりの新作となる自伝的映画の主演をノーラに打診する。父に対し怒りと失望を抱えるノーラは断固として拒絶し、ほどなくしてアメリカの人気若手俳優レイチェルが主演に決定。やがて、映画の撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知ったノーラの心に、再び抑えきれない感情が沸きおこる。(映画.comより)
じわじわくる系
いやー、、良かったな。
しばらくずっと他人事としてしかみれてなかったけど、急に終盤で共感しだしてぐっと引き寄せられた感。
変な言い方だけど、みんながちゃんと痛みを感じていることに安心したのかも。
以下、ネタバレあり
完全に妹に共感
具体的には妹が父親にキレたところから一気に入り込んだ。
姉はずっと露骨に父親に対して怒ってて、妹も同じような想いはあったんだろうけど抑えて父親と姉の間に入ってて、
それでも自分の子供が巻き込まれた瞬間我慢できなくなって感情が溢れ出して。
姉は家庭環境から精神的に不安定で、自殺未遂もしてて、
自分もきっと辛い思いはあっただろうけど、自分よりきつそうな人が居たらそりゃ自分がしっかりするしかなくて。
父親のこと姉ほどには嫌いになれなかったんだろうな。そしてお姉ちゃんも大事。大好き。
妹が父親にキレた時に言った「どうやって切り替えてるの?」みたいなセリフが印象的だった。
傷ついたんだろうなーって痛かった。
あと、エル・ファニングのレイチェル。レイチェルすごく良い子!笑
問題というか違和感をそのままにしておかないでちゃんと向き合う感じが素晴らしすぎた。
自分のキャリアに悩んでるようなタイミングで好きな監督の映画に出るってなって、でもなんか違うなって感じて
その違和感を正確に捉えて、ちゃんと行動に移すのが素晴らしい。
監督への伝え方とかも完璧だったんだよな、、、笑
「本当に私が良いなら頑張るけど、そうじゃないでしょ?」みたいな。
ただ自分がやれる自信がなくてやめるって言ったんじゃなくて、あなたがこれがベストなかたちだとは思ってないでしょって。娘さんが良いんでしょって。じゃあそれでやった方がいいでしょっていう。あの時泣いてたのに全部詰まってる。思い切って、覚悟決めて言ったんだなって。
監督が悪い。あんなこと言わすな。お前から言え。
笑
姉妹が父親の脚本を読んだあと2人でベッドで話すシーンで、姉に「あなたは同じ家庭環境で育ってもちゃんと自分で家庭をつくりあげてすごいよ」的なことを言われて、妹が「私があなたと違うのは、私には姉がいたこと。すごく安心できた」って。あれは本当に本当なんだろうと思えた。
姉をフォローしようとして言ったんじゃなくて本当にそうだったんだろうなって。
その後父親が倒れて、2人で病院行ったら相変わらずの父親で。
なんか振り返って、自分の中でまとめると、
、、、男ってダメだなーっていう映画だった。笑
自分や周りと向き合い戦い続ける女性陣と、自分からも周りからも逃げ続ける男。自分は周りを傷つけるのに、自分のこととなるとやたらと繊細で、問題から目を背け、プライドだけ高く、ひたすらに相手が理解し寄り添ってくれるのを待つ男。
ぼろくそ。笑
映画みてからレビュー書くまでに結構時間が経ってしまったのでちょっと違う解釈になってるかもしれないけど、改めて自分の中で思い出しながらまとめるとそんな感想でした。大分私の男性に対する偏見が入ってるかもしれない。笑


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